24時間にしたら…
地球が誕生してから、これまでの時間を24時間に当てはめてみると、
地球の誕生は深夜0時。
今から46億年前の話になります。
そこから海が生まれ、生命が誕生し、植物が生まれ、生物が海から陸へと…
長い年月をかけ、人類が誕生していくのですが、
さて、人類が地球に誕生したのは何時だと思いますか?
正解は、なんと23時です。
長い長い地球の歴史を考えると、人類は誕生してまだ20万年しか経っておらず、
壮大な宇宙のスケールからしたらごく最近のできごと。
24時間に置き換えると、1時間のできごとで、
1年に置き換えてみると、ほんの半日のできごとになるんです。
しかも、誕生したのは23時ですが、
そこから弥生時代で稲作を始め出すのが23時50分。
産業革命が起きたのは23時59分になるというから、もう驚きです。

人の成長発達にはプロセスがある
近代学校の誕生は産業革命の時期と重なります。
今から200年前のこと。
24時間に当てはめてみると、たったの1分…。
じゃあ、それ以前の学校がなかった時代は、
子供たちはどのように成長発達していたのか?
いうまでもなく、うまく大人になれないなんて子はおらず、
みんな立派に大人になって、親になっていきました。
学校に行かなくても周りの年長者や大人たちの姿を見て、
自然と学んでいったのです。
そもそも人が成長発達するプロセスには、
不変のパターンが存在し、
誰かに教わることなくとも
遺伝子に組み込まれているわけです。
大人の都合で決められた学びを押しつけるのはナンセンス。
人の成長発達のプロセスはもっとナチュラルなもの。
それぞれの成長発達に合わせてステージが存在し、
ステージを一つずつ満たしながら進んでいくんです。
「ステージ理論」との出合い
わたしが初めて『ステージ理論』に出合ったのは、
今から5年半くらい前。
当時、わたしはまだ小学校の先生をしていて、
自分がしている教育に大きな疑問と葛藤と “何かが違う”という渦を抱えていて、
その答えを求めていろんな世界や学びに手を伸ばしていました。
光や希望がほしかったんじゃないかと今では思う。
『ステージ理論』に出合ったときの衝撃はすさまじく、
広い広いセミナー会場の最前列に近いところに陣取ったわたしは、
胸が熱くなって涙がポロポロ流れて止まりませんでした。
これだ!!これだったんだ!!
って、心が叫んで喜んでた。
隣で受講していたおじさんは、さぞ気味悪かったと思う。
人生の地図
「ステージ理論」を知ると、
人が生まれてから亡くなるまで(本当は生まれる前から)、
どんなステージがあって、それぞれどう違うのか、
自分は今どのステージにいるのかがわかるようになります。
本当はすごくシンプルなことなんだけど、
今は情報が多すぎて、
とてもアンナチュラルな成長発達になってしまっている状況。
ステージをしっかり満たした子供は、
反抗期もないし、うつ病や自殺とも無縁。
さらに、第六感がバンバン開いて、
超感覚を当たり前のように身につけていく。
それは、特別なことではなく、
誰もがたどり着ける世界であることが、
ステージ理論を知るとよくわかる。

ステージ理論をみんなが知っている、
そんな世界を見てみたい
何かを教えたり、
周りと比べて焦ったり、急かすのではなく、
「ステージ理論」を知ると信じて待てばいいことに気づきます。
みんなそれぞれが今いるステージで懸命に生きていることが見えてきます。
違いではなく理解に変わったとき、
この世界は優しくなるんじゃないかと思います。
